IoTで自転車盗難を防ぐ！見つけたらポイントゲット!?

　株式会社ペダルノートは、新しい保証付きの自転車盗難対策サービスを開発しました。

　まず、自分の保有する自転車にビーコンと呼ばれる定期的に位置情報を知らせる電波を発信している小型の装置を取り付け、「PedalNote」に自転車の情報を登録します。

　万が一、盗難に遭ってしまった場合は、「Seeker」というアプリを登録しているスマートフォンを持っている人がビーコンからの電波を受信します。その位置情報や写真などが持ち主の「PedalNote」に送信されるという仕組みです。

　GPSトラッカーを使った盗難対策は以前からありましたが、バッテリーやコストの面がネックでした。それを解決するのが「PedalNote」というサービスです。

「Seeker」をインストールしている人は、盗難自転車にすれ違ったり、発見したりして情報を提供することで、ギフト券などに交換可能なポイントを貯めることができます。捜査に協力した自転車が持ち主の手元に戻ると、最大で1万円分のポイントが報酬として支払われるそうです。

　アプリの登録数はすでに都内のスマホ5000台にものぼり、位置情報を教えているだけで社会貢献できるアプリとして今後の活躍が見込まれています。

最新技術の開発から社会貢献までネットで大反響

　ネット上では自転車ビジネスの今後の展開に期待を寄せる声が多く集まりました。

「このレンタル自転車サービスは便利そう。ロードバイクは初期投資がかさむので助かる」

「フリーパワーがあれば、長距離も楽に走れそう。自分もほしくなった」

「フリーパワーは電動アシストがいらなくなるほどの革新的な発明」

「盗難自転車探索アプリの技術は自転車以外にも応用できそう！　もっと普及してほしい」

　特にフリーパワーに関しては反響が大きく、番組放送後は企業のサイトにアクセスが集中し、一時的に接続できなくなったという声もありました。

　また、盗難自転車探索アプリで使用されるビーコンは、遺失物や、通学時の子供に持たせるなど、自転車以外の事業へも応用して欲しいとの意見もありました。ますます注目の集まる「自転車ビジネス」、今後も更なる展開が期待されます。

＜TEXT／湯浅肇＞