「腐る名刺」を作って取引先に渡してみた。素材と目的は一体なに?
アイデア「腐る名刺」by 岡シャニカマ
岡シャニカマ:この名刺は一定期間が経つと腐るよう、食材できている名刺です。
名刺というのは自分自身を表すものであり、名前・社名・役職などが書かれています。これが腐ってカビが生え、朽ち果てていくことで「自分はずっと同じ仕事を続けている」ということをまざまざと見せつけられます。
こうなれば「自分はこのままでいいのか?」と自問できるでしょう。
Tomy:なるほど、たしかにこれは面白いわね。
岡シャニカマ:それに自分の抱負などを記載してみると、また別の角度から「このままでいいのか?」と自問自答できるでしょう。
「腐る名刺」を実際に作ってみたら…
Tomy:古くなった自分の「ビジョン」とか「目標」を見直すきっかけになるのは良いわね。でも、こんな名刺実現できるのかしら?
岡シャニカマ:そう言われると思いまして、こちらが実際に作ってみた「腐る名刺」のプロトタイプです。
Tomy:ん? これってもしかして……?
岡シャニカマ:「はんぺん」ですね。おでんの具によく使われる。
Tomy:そうよね、名刺で使うものじゃないわ。
岡シャニカマ:「腐らない名刺」ならそうかもしれませんが、今回は「腐る名刺」です。そのはんぺん名刺を2週間放置した結果がこちら。
Tomy:イヤ!! カビだらけじゃないの!!!
岡シャニカマ:そうなんです! 良い具合に腐ってくれました。
Tomy:想像以上にグロテスク……。こんな名刺受け取ってもらえるかしら……?