富士そば「冷製コンポタそば」を実食。コラボの経緯をポッカサッポロに聞く
まだ夏本番とはいえないものの、すでにジメジメとした暑さで心身ともに疲弊している人も多いはず。そんな夏を快適に過ごすために欠かせないのが、暑さを和らげてくれる「冷感メニュー」だ。
そうめん、冷製パスタ、ラタトゥイユなど冷感メニューは数多く出回っているが、そんななかでも異色のメニューとしてSNSでバズっている逸品がある。
首都圏を中心に立ち食いそばチェーンを展開する「名代 富士そば」と、食品・飲料メーカー大手・ポッカサッポロフード&ビバレッジのコラボによって誕生し、7月10日より発売中の「冷製コーンポタージュそば」だ。
食べる前はかなり疑心暗鬼だった
コーンポタージュそば? と聞くと、かなり違和感あるが、これは、ざるそばにポッカサッポロの「じっくりコトコト 冷製コーンポタージュ」の液体と「じっくりコトコト 濃厚コーンポタージュ」の粉末タイプをかけたもの。料金は420円(税込)で、富士そば代官山店・歌舞伎座前店・代々木店・大井町駅前店・三田店の全5店舗限定で販売している。
和風のそばと、洋食のコーンポタージュの組み合わせが調和するのか疑問だが、ネットでは「意外と美味しい」「天かすがクルトンの代わりになっている」など予想外に好評。しかも、わざわざスーパーで乾麺とポタージュ缶を購入し、自宅でアレンジメニューを作成する人までいる。
果たして本当に美味しいのか……。疑心暗鬼になりながらも、今回、筆者は富士そば三田店で実食してみることにした。
粉末コーンポタージュがそばにオン
店頭に到着。店外に設置された券売機に近づくまでもなく、自動ドアに張り付けられた「冷製コーンポタージュそば」の青いポスターが目に飛び込んでくる。
このメニューの存在を知らなくとも、興味本位で頼んでしまった人もいるのではないか。なんて思いながら、さっそく券売機で食券を購入し、カウンターにて注文。
提供スピードの速さに定評のある富士そば。注文から1分とかからずに、「冷製コーンポタージュそば」が現れた。
やはり、事前の情報通りかなりインパクトのある見た目になっている。粉末のコーンポタージュがふりかけのような形でそばにのっていることにも驚かされた。