コロナ下でも稼げる副業3選。座ってるだけ、日雇いガテン系…
コロナウイルスの影響で収入減、に悩まされている人も多いだろう。世界恐慌の足音すら聞こえ始めた今、1円でもお金が欲しいと思うのが正直なところだ。そこで即金性の高い副業を多角的に大調査。その実態を探った!
席に座って待機するだけ。駐禁対策バイト
運転手が不在で車を移動させることができない放置駐車車両を取り締まる“駐車監視員”対策の民間のバイトがある。不定期の副業として何度も経験しているK山さん(27歳)は「特別なスキルは必要ない。ただ席に座っているだけで報酬を得られる」と話す。
「大体6~8時間勤務で時給は1000円以上。飲食店の配送が多く、基本的に席では何をしていてもいいので、音楽を聴いたりゲームをしたり。僕は停車中に資格の勉強をしたり、パソコンを持ち込んで仕事の資料やリポートをまとめていました」
監視員に声をかけられたことは一度もなく、「都内をドライブしている感覚」とK山さん。
駐車禁止の取り締まりが厳しい都市部で多数の募集があり報酬は8000~1万円でリピーターも多い。停車中は一人になれるが、常に他人と密な空間で移動するため、それが苦でなければ、オススメだ。
トラック運転手は今や人気の副業に
コロナショックの影響が小さく、求人数の多さから副業で働く人が増えているトラック運転手。本業は調理師のT田さん(41歳)も勤め先のホテルが休業となり、4月から週2〜3日、副業ドライバーとして資材などのルート配送を担当している。
「’07年6月1日以前に普通免許を取得した人は、積載量5t未満の小型トラックまで運転が可能です。副業なら若い人よりも運送会社から重宝されますし、私はオンラインで面接したんですが、ゴールド免許を見せたら即採用になりました(笑)」
基本給は1時間1000円だが、時給の高い早朝・深夜に仕事が及ぶことも多く、「日給換算だと1万円ちょっとになる」とか。
「4月の給料は、10日の出勤で11万円でした。長距離の運転ではないのでそこまでキツくはないですが、ウチの会社は日によって軽トラや4t車など乗る車が変わり、最初は大変でしたがすぐに慣れました」
長時間運転に荷物の積み込み、荷下ろしと肉体労働だが、求人数の多さは魅力。そのまま転職して本業にするという選択肢もある。