月100万稼ぐ人も…副業で「オンライン占い師」を始めた人の声
コロナウイルスの影響で収入減、ボーナス減に悩まされている人も多いだろう。世界恐慌の足音すら聞こえ始めた今、1円でもお金が欲しいと思うのが正直なところだ。そこで即金性の高い副業を多角的に大調査。その実態を探った!
オンライン占いは修業次第で収入増!
「不況時は占い需要が高まるので、今回のコロナでまた占いブームが来るかも」と語るのは、占い師歴3年のT橋さん(41歳)。コロナ禍の中でも本業の合間を縫い、オンラインや電話での占いに応じている。
「最初は、占い鑑定を販売できるサイト『ココナラ』で、1件500円から鑑定をスタート。その後、修業を経て客を増やし、現在は1件5000円で鑑定しています。でも、私なんてまだまだ。すごい人だと、副業でも1か月100万円稼ぐことがあるようです」
報酬はピンキリだが、努力次第で高報酬も夢ではない。
女性向けデザインの手作りマスク販売
「マスク不足の4月にnoteで『マスクの作り方』を投稿したら、製作の依頼がきたんです」
そう話すのは、5月頭からネットショップサービスの「BASE」を使って、手作りマスクを販売しているカフェ店員のK平さん(25歳)。マスク販売としては、かなり遅いスタートだったのにもかかわらず、1週間で約6000円も売り上げたとか。
「本業の傍ら服飾の勉強もしていて、その知識や技術を生かして、丁寧に作っています。特に市販のマスクはムレやすくて、肌トラブルの原因になりやすい。そこで僕は、夏の時季にも使えるようにリネン素材を使ったり、縫製する前に一度水通しをして強度を高めています」
販売価格は1100円で原価は300円。手数料を引いたら、1枚600円程度の利益だ。
「すでに市販のマスクは飽和気味なので、デザイン面と機能性を求める女性をターゲットにしています。SNSで宣伝して徐々にファンや口コミの数が増えているので、今月は2万円ぐらいの売り上げになりそうです」
新しい生活様式にマスクは不可欠だが、市場は飽和気味。他とは違った付加価値をつけて販売することが求められる。
<取材・文/週刊SPA!編集部>