クールビズで「だらしない人」と「オシャレな人」の決定的な差
クールビズにおすすめのシャツは
クールビズでは、さわやかなブルーなどのカラーシャツをチョイスしたくなるかもしれないが、カラーシャツは脇汗や背汗が目立つという難点も。
その点、逆井氏によれば「白のシャツは比較的目立たない」ので、オシャレに着こなせるそうだ。
また、生地は一般的なブロードのシャツよりも、オックスフォードやバスケット織といった生地をチョイスすることで、汗染みが目立たなくなるという。
「近年ではポロシャツの生地(鹿の子編みのニット生地)でできた、通称ビズポロというワイシャツも出ています。これらは汗が目立たないだけでなく、肌触りも良いうえ、織りの細かいものなど、商品によっては普通の生地と見比べても違いがわからないタイプもあるので、クールビズにおすすめです」
明るい色のパンツは汗に注意
次に下半身について。意外と見落としがちだが、上着を着ていない際には、普段よりベルトに目がいくという。
「長年着用し、ベルトが傷んできたと思ったら、早めに新調を。また、色は靴に合わせることが基本です。幅の広すぎるもの、はっきりしたステッチの施されたものはカジュアル用ですので、ご注意を。靴とのバランスを考えて、コーディネートしてください」
ズボンはサイズ感、シルエットが特に重要になる。
「腰回り、ヒップ回りに無駄なだぶつきのない、ジャストサイズのパンツを用意しましょう。また、あまり明るい色のパンツは、お尻の汗が表ににじみ出てしまうこともあるので注意が必要です。
コットンパンツ、チノパンも許容されることもありますが、ビジネスであることを踏まえると、きちっとプレスして履くことが前提。ただ、素材的に膝が伸びやすく、しわにもなりやすいので気をつけるべきです」
股上の浅いデザインならOKだが、いわゆる腰パン状態となると、クールビズ以前の問題だという逆井氏。