コロナ暴落後、金融のプロが注目する5銘柄。株価10倍も狙える
プラットフォーマーを狙えば株価10倍も!
コロナ終息後は、5G(第5世代通信)やIoT(モノのインターネット化)が本格的に稼働することを考えると、「みんなが使うから、ますますみんなが使う。それによって、他が排斥されてしまう」というプラットホームを提供できる会社は今後、よりいっそう急成長することになるでしょう。
私はその一番手にメルカリを挙げていますが、その他にもWeWork、Airbnbといった不動産関連、UberやLyftといった広義のモビリティ、Uber Eatsや出前館といったフード・デリバリー関連などは、いずれかの会社がプラットフォーマーとして覇権を握る可能性があり、10倍株を狙えるのです。
むろん、既存のプラットフォーマーといえるアマゾンが、たとえば運送業務でもプラットフォーマーになるかもしれません。世界中の倉庫とトラックは、実はアマゾンのものになる日が来るかもしれないのです。そうなったとき、配車サービスができない理由も、フード・デリバリーをしない理由もないわけです。
アフターコロナで買いたい5銘柄
世の中で次にどんな変化が起きそうか? それを想像することが株で大きな儲けを得るためには必要なのです。以下に、アフターコロナで買いたい3銘柄を紹介します(※株価は6月19日時点、変動の可能性があります)。
▼メルカリ(マザーズ・4385)
【事業内容】月間利用者数1500万人超のフリマアプリを提供。メルペイを使った電子決済サービスも展開
【株価】3,255
【単元株数】100株
【最低購入金額】32万5500円
▼マネーフォワード(マザーズ・3994)
【事業内容】手間いらずの家計簿ソフトを提供。銀行や証券口座の資産残高も確認できる
【株価】6,180
【単元株数】100株
【最低購入金額】61万8000円
▼freee(マザーズ・4478)
【事業内容】クラウド型の会計ソフト会社。創業時の資金調達など金融や企業コンサルの新規事業を開拓中
【株価】4,785
【単元株数】100株
【最低購入金額】47万8500円
続いて、アフターコロナで注目している2銘柄です。こちらも参考にしてみてください。
▼リクルートHD(東1・6098)
【事業内容】人材派遣最大手でネットに強いので、リモートワーク普及による業務の細分化・アルバイト化需要に対応できる
【株価】3,800
【単元株数】100株
【最低購入金額】38万円
▼出前館(JQ・2484)
【事業内容】ステイホームで、同社の出前事業に注目が集まる。宅配ビジネスにはまだまだ成長余地あり
【株価】1,338
【単元株数】100株
【最低購入金額】13万3800円
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今回、永野さんが書いた著書『金融のプロが教える コロナ暴落後の必勝投資術』では、コロナによって激変する社会の中で急成長する有望株のほかにも、iDeCoやつみたてNISAを使った長期定額積み立て投資、コロナバブルで上がる超優良企業などが詳細に解説されています。
暴落のあとにはバブルが起こり、さまざまな新興企業の株価が10倍20倍まで跳ね上がることは、これまでも何度も起こりました。老後の資産形成のためにも、そろそろ投資を考えてみる時かも。
<TEXT/金融アナリスト 永野良祐>