パワハラを恐れて上司がヘラヘラ…成長できない会社の見極め方
上司が部下のご機嫌をとる企業の末路
どんな企業でも退職者は必ず出ます。転職でステップアップしたい人、故郷にUターンして仕事をリスタートしたい人、結婚や出産など個人的な生活の変化もあるでしょう。
部下が退職すると、その上司の査定に響くという話もよく耳にします。マネジメントの観点からいうと、たしかにそういう評価基準もあります。
ある特定の管理職の部下の中から退職者が続出しているとなれば、その管理職の管理責任が問われるのは当然のことです。そのため、上司は部下の言動に敏感になっています。少しでも辞めそうな気配がしたら、露骨にほめてきたり、変に機嫌をとるようになったりします。こういった会社には、入るべきではありません。
成長するつもりがない人には最適だが
まず、そういう上司は自分の保身と生活のことしか頭にありませんから、あなたを育てようという気持ちはゼロです。おそらく、仕事の成果について厳しく評価されることもないでしょう。だから、あなたの成長もあり得ない。説明無用のバッドブラック企業といえます。
ただし、特に成長するつもりのない人には、最適な環境です。
プライベートを重視して、ゆっくり仕事をしたいという人もいると思います。そういうタイプの人には、上司が部下に気を遣うホワイト企業(社員を成長させようとしない、バッドブラック企業)が、働きやすい場所になると思います。
当然、成長したい人や成果を出したい人にはおすすめすることはできませんが。