bizSPA!

コロナ後の転職で失敗しないコツ。成長が見込める4つの業種

学び

成功事例ばかりではないことを意識

面接イメージ

 ましてや在宅勤務になると、常に見えているわけではない人を評価しますから。日本の社会の評価システムは、仕事がジョブ型になっていないため、欧米に比べてもフェアな評価がしづらいのが現状です。

 アフターコロナ・Withコロナでリモートワークが増えるなかで、この環境に適した評価体系をどう構築していくかは会社側にとって大きな課題となります。このような課題の解決に意欲的に取り組む会社は転職するのに値する会社でもあります。

 人は失敗事例を語りたがりません。ただ成功しているように見えていても、そんなことは絶対にありません。転職する際には周りの経験者などにしっかりとリサーチする必要があります。成功事例ばかり耳に入ってくるが、実際はそうではないということは常に意識しないといけません。転職はリスクを伴いますので、むやみやたらにするものでもないということも重要です。

<TEXT/渡辺紀子>

ハイドリック&ストラクルズ(ナスダック上場)パートナー、日本企業の総責任者。東京大学中国語中国文学科卒業。豊田通商、縄文アソシエイツを経て現職にてヘッドハンティング業務に従事。社長や最高責任者、社外取締役、若手幹部候補、スペシャリストのスカウトで多くの実績がある。対話による信頼関係構築を重視し、毎月150人以上の候補者、経営者と面談を行い、最前線で活動

おすすめ記事