月収1000万だった民泊経営者の嘆き「コロナで1億円の損失です」
1000万人の中国人観光客が消滅
「いいときは中国からの客は1000万人といわれていて、民泊の運営もそれに甘えている部分があった。しかしこうした状況になり、1つの国に依存することはリスクもあると痛感しました。
日本人向けの小さい施設に切り替えたり、ビジネス利用しやすい環境を整えたりするなど、今後は国内利用者と短長期利用者のバランスを取れるような業態を模索しています」
コロナ禍で大幅な事業のシュリンクからは逃れられない業界も多い。これからは川畑氏のように柔軟な発想が求められるかもしれない。
【川畑重盛】
民泊のスペシャリスト。一般社団法人民泊マンスリー協会代表理事。著書に、『ゼロから始める!民泊ビジネスの教科書』『56億円稼ぐ重盛式発想法』。民泊に関する講演歴も多数
<取材・文/週刊SPA!編集部>
12