「ミレニアル世代」が将来のため本当にすべきことは?中川淳一郎、常見陽平らが徹底議論
Q: 夢や目標は持つべき?なくてもいい?
続いて、「仕事で明確な夢や目標が持てません。(早く夢や目標を持って! or なくてもいいんじゃない?)」という質問には、中川さんのみ「夢や目標をもつべき」を選択。すかさず常見さんは「お前、『夢、死ね!』って本書いてるじゃないか! 何、魂売ってるんだよ!」とツッコミ!
中川:「どうなりたいか」くらいのことは常に考えておけっていう話なんですよ。俺は大学時代から東海林さだおさんとか椎名誠さんみたいなおっちゃんになりたいなって思ってたの。そうなるにはどうすればいいのか逆算したら、『会社辞めるしかないな』って。
一方、「夢が目標はなくてもいい」を選択した登壇陣は……。
常見:Do(やりたいこと)なのか、Be(ありたいこと)かっていう話だと思うんだよね。グランボルツが提唱した「計画的偶発理論」について海老原嗣生さんが解説した本で、「夢の代謝」っていう概念があるんですね。
夢を叶えるのではなくて、叶えられる夢と出会うことが大事なのではないかと。何かを続けて、夢を少しずつチューニングしていって、あとから出会える夢が本当の夢なんじゃないかな。
石川:夢が見つからないとか言っているヤツらはそのままでいいんですよ。なんでもネットで調べたり始められる時代に何もできない人は、いつまでたっても何もできないから。そういう相談が来ても僕は無視してますね。
栄藤:常見さんの意見に近いですが、「やりたいこと」と「できること」は違うんですよね。やりたいって思っても、実際それが自分に向いていることなのかわからないので、まずはやってみるべき。夢や目標が、「こうならなきゃ、自分は格好悪い」っていう固定概念になってしまうなら、それは邪魔なんですよね。
常見:あと、これだけは言いたい。よく子供のころ「イチローは小学6年生のときからこんな夢を描いて実現した。だから君たちも夢を持て」って言われたけど、「イチロー前提で語るな!」って思うよね。
Q: 恋人ができない人はどうしたらいいのか?
「出会いがなくて恋人ができない人はどうするべき?(20代は仕事に集中 or アプリでもナンパでも駆使してやってみろ!)」という質問では、中川さん以外の3人が「仕事に集中すべき」を選択。中川さんは「俺は間男をすすめているから、この質問はおりる!」と宣言。
この問いについて、過去のインタビューでは「経験人数4000人超え」を暴露したモテ男でもある石川氏は……。
石川:恋人がいない男はそのままでいいです!僕が代わりにヤりますから。っていうか、仕事してるとモテるから。俺より若くてモテるやつは徹底的に潰します(笑)。でも、みんなそんなに恋人欲しいんですかね?
栄藤:恋人欲しいですよ。私、バツイチなんですけどお見合い結婚だったんでちゃんと恋愛をしたことがなくて。仕事以上に夢中になれるものに出会ったことがないんですよね。女子のそういうパワーって凄いなと思うので、一回してみたいです。
常見:若いコに、「東京ラブストーリー」ってドラマを見せるとみんな引くんですよね。「何、この恋愛の優先順位の高さ!」って。あと、「釣り堀理論」というのがあります。アプリとかナンパとか、釣り堀と一緒で生きる気力のない魚しかいないじゃん(笑)。出会えるのってそのレベルなんだよね。