LINEで「ずるい」を連発する同級生。起業した自分への嫉妬にうんざり
努力して得た結果に対して「ずるい」と言われると、なんだかモヤモヤしてしまいませんか?
今回は、友人にLINEで「ずるい」を連発され、嫌な気持ちになってしまった男性のエピソードをご紹介します。
同窓会で久々再会した友人の正体
橋本翔一さん(仮名・29歳)は、あるとき高校時代の同窓会に招待され、友人たちとの久々の再会を楽しんでいました。地元を離れて暮らす橋本さんには、卒業以来会っていなかった友人も多く、Rさんもその中の一人でした。
「大学で東京に出てから地元には年に1回程度しか帰っていなかったので、なかなか友人たちと会う機会がありませんでした。Rくんは高校時代同じクラス、同じ部活だったということもあり普段からよく遊んでいた友人でした」
卒業時にお互い連絡先を交換したものの、地元を離れた橋本さんと地元に残ったRさんはあまり連絡を取らなくなってしまいました。しかし、もともと仲のよかった2人は再会してすぐに学生時代の雰囲気を取り戻し、思い出話に花を咲かせました。そして改めてLINEを交換し、連絡を取り合うことを約束したのです。
お互いの現状をLINEで報告
同窓会の翌日以降、頻繁にRさんとLINEのやり取りをするようになった橋本さん。同窓会では昔話ばかりしてしまったため、現状については軽く話した程度でほとんど把握しないまま解散になってしまいました。そのためLINEでお互いの生活について教え合うことになりました。
「実は2年前に大学時代の友人と起業して、今は会社の代表をやっているんですがそのことを話すと、なぜかRくんは『ずるい!』って言ったんですよ。会社が軌道に乗るまで苦労も多かったので、そう言われて少しモヤッとしたのは覚えています」
橋本さんが感じたこのモヤッとした感情は、Rさんとお互いの現状を話していくに連れ、徐々に大きなモヤモヤへと変わっていくことになるのです。