休日にもLINEを連投。英会話教室で知り合った年上女性との「面倒臭すぎるやり取り」
プライベートな時間まで連絡してくる
始めこそ週に1度だったKさんのLINEでしたが、レッスンを重ねるに連れて、徐々にその回数は増えていきました。レッスンの日以外の平日はもちろん、休日のプライベートな時間にまで送られてくることに工藤さんは面倒臭さを感じ始めてしまいます。
「内容的にはとくに害があるわけじゃないんです。でも、知り合ってすぐのそんなに仲良くもない相手に、母親のような言葉をかけられてもおせっかいとしか思えなくて。レッスンで顔を合わせるので無視もできずストレスでした」
もちろん心配してくれることを十分理解していた工藤さんでしたが、そこまでお互いを知らない相手からまるで母親のような言葉ばかり投げかけられるのに違和感や多少の気持ち悪さを感じてしまい、徐々にレッスンに行きたくないという気持ちも芽生えてきてしまいます。
教室を辞める? それとも…
悩んだ工藤さんは、ついに教室を辞めることを決め、担当者にその相談をしに行きました。すると担当者は、所属のグループと曜日を変えることを提案してくれたのです。
「最初から相談しておけばよかったんですが、なにせ教室に通うのが人生初だったので知らなくて。なんだ、そんな方法があったのかとホッとしましたね。すぐにグループも曜日も変えてもらって、とても気が楽になりました」
翌週のレッスンから別のグループで通うことになった工藤さんは、それ以降Kさんと顔を合わせることはなくなりました。Kさんから心配のLINEが数回来ていましたが、しばらく返信をしないでいるとLINEがくることもなくなったそう。
「結局、Kさんがなぜそこまで僕を心配していたのかはわかりませんでしたが、今は楽しくレッスンできているのでいいかなって。ただ、母親からのLINEで同じようなことを言われたときはホッとしたので、おせっかいなことでも信頼している相手だとここまで感じ方が違うんだなど思いました」
<TEXT/つる>