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すぐ利用できる「20万円の特例貸付」を申請して感じたこと。申し込み殺到に驚愕…

コラム

私が「特例貸付」を申し込んだ理由

お金 貯金

 申請した8日後の4月14日、無事20万円の口座振込を確認できた。連帯保証人は不要。これで向こう3年は無利子で借り入れができたことになる。

 この記事を執筆するにあたって、私に抵抗がなかったわけではない。自分の実情を世間にさらすリスクもあり、また、貸付を受けることに気後れしたところもあった。

 ただ、SNS上で見られる「個人事業主であれば緊急時の準備をしておくべき」という意見には反発を覚えた。政府の対応が後手に回っていたとしても、今をしのぐ制度によって救われる人がいるのなら利用すべきだ。周囲の声に萎縮して、消費者金融などを選択するのは本末転倒だと思った。

 しばらくすれば、どれだけの人が特例貸付を利用したのか、はっきりとしたデータが現れるだろう。新型コロナウイルスは、収束まで長期化が予想されている。その数字をもって、改めて日本政府は今後の対応を考えて欲しい。

<取材・文・撮影/鈴木旭>

フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中

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