リモートワーク実践者が語る「コロナ時代の働き方」5つのポイント
「withコロナ」時代のテレワーク活用方法
実は筆者は、2025年くらいには、テレワークが進み、2030年には、IT・ネット業界では、ほとんどの人がテレワークになると、これまで社内でも言ってきました。VRによってバーチャルオフィス化が進み、ほぼ隣りで作業してるのとまったく変わらない状況になります。
テレワークが進むと東京に住む人が減ってきます。家賃が高くてせまい部屋に住むよりも、環境の良い地方や温かい地域に住むほうが便利だと思います。それに東京の狭い1ルームマンションだと作業デスクや椅子を置くこと自体が難しいし、ずっと在宅ワークなら、広い部屋で作業したいと思うのは当たり前のことです。
コロナウィルスの影響での緊急事態宣言は5月6日のゴールデンウイーク明けまでとなってますが、その後すぐに通常に戻るとは思えません。半年から1年くらいは、この状況が続くのではないでしょうか。もちろん暖かくなってSARSの時のように一気に終息すればよいのですが、あまり期待できません。
我々は「withコロナ」での仕事のやり方を意識していく必要があります。今回は無理やり変更させられましたが、テレワークでの生産性が確保できれば、事務所の家賃、電気代等のコスト削減され、通勤時間の削減によりクリエイティブ力が上がったり、新しいサービスやツールなどの新たな文化を生み出す事ができるでしょう。厳しい状況ですが、皆で力をあわせて知恵を絞り、一気に新しい時代に変化するチャンスでもあると思います。
<TEXT/森川敬一>