「久しぶり!」迷惑LINEが突然増えた原因はまさかの…
LINEは気軽に友達のアカウントを検索できたり、追加できたりするというメリット(ときにはデメリット)があります。
その特性を逆手に取り、迷惑LINEを送る業者も増えているとか……。今回は、そんな迷惑LINEに振り回されたエピソードをご紹介します。
見知らぬアカウントからのLINE
金融関係の会社に勤める本郷拓海さん(仮名・25歳)のもとに、ある日突然見知らぬアカウントからLINEが届いていました。
その内容は「久しぶり!」というもので、明らかに怪しく一度様子をみることに。すると、その後すぐに同じ人からURLが送られてきたため、迷惑LINEだと確信し、すぐにブロックをしました。
「仕事や趣味の関係でID検索や番号検索をオフにするなどの迷惑LINE対策は現実的ではなかったので、たまに迷惑LINEが送られて来ることがあったんですよね。だから今回きた迷惑LINEについてもさほど気にしていませんでした」
迷惑LINE自体を何度か受け取ったことのある本郷さんは、いつもどおりにLINEの相手をブロックするという対処をし、その後はとくに問題なくLINEを使用していました。
友達以外からのメッセージ受信拒否に
しかし、その翌日以降同じようなLINEが頻繁に送られてくるようになってしまったのです。さすがにおかしいと感じた本郷さんは、一度、友達以外からのメッセージ受信拒否を設定し、自分で迷惑LINEが届くようなアプリやサイトとの連帯をしていないかなどを確認しました。
いくら調べても自分ではその原因を見つけられず途方に暮れていた本郷さんのもとに、突然、大学時代の友人から連絡がきたのです。それは、同じく大学時代の友人であるGさんが、SNSなどで本郷さんのLINEを晒しているという内容でした。
「連絡をくれた友人は、大学時代にアカウントを交換だけしてほとんど見ていなかったGのSNSを久々に見たそうなんです。そうしたら何度も同じLINEのIDを書き込んでいるので不審に感じて、そのIDを検索してみたら俺の名前が出てきたと。
しかもSNSだけではなく、ネットの掲示板にも晒しているようなことを言っているようで、それも教えてくれました」