新型コロナが追い風に。出前館が「営業利益赤字」でも強気なワケ
デリバリースタッフの労働環境は?
なお、デリバリー業務を担うスタッフの労働環境についても触れる必要があるでしょう。デリバリースタッフについては、大きく2つの系統に分かれています。
・アルバイト契約
・朝日新聞の販売店(ASA)スタッフ(2020年6月に終了)
前者のアルバイト契約については、時給制となっており、最低収入が担保されている勤務形態です。成功報酬制かつ、業務委託契約となるUberEatsの配達員と比べると、安心して働きやすいスタイルとなっており、おおむね評判は良いようです。
出前館「ホワイト/ブラック度」判定
出前館:★★★★☆
数年かけて着実に実力を蓄えてきた企業です。直近の新型コロナウイルスを巡る騒動の中にあって、ポジティブなニュースを多く提供できているのも、その着実な対応が花開いた結果であると考えられます。
企業としては、今後の継続的な成長に期待でき、会社規模もまだそこまで大きくなく、面白い時期であると言えます。残業時間は比較的少なく、女性の働きやすさにも一定の配慮がされています。また、配達スタッフの労働環境にも配慮されている点も評価できます。
そのため、トップダウン型に嫌悪感がない場合はおすすめです。
<TEXT/ブラック企業アラート(@blackc_alert)>