本日開催「Amazonタイムセール」の目玉商品は?無名メーカーには要注意
「誤表示商品」を狙うのはアリなのか?
タイムセールとは違うが、Amazonでは出品者のミスにより、信じられないような安い価格で商品が販売されることがある。このミスは減少してはいるものの、ごくごく稀に目にする。
2017年9月には、本来は2000円台のワイヤレスイヤホンが誤って0円と表示される事件が起こった。このときも「2ちゃんねる」(現在の「5ちゃんねる」)などから大量の人が押し寄せたが、該当商品が本当に0円でユーザーの手元に届いたため話題になった。
ただしこれはレアケースであり、ほとんどの場合、出品者都合による注文のキャンセルが行われ、商品が手元に届くことはない。「5ちゃんねる」やSNSなどの情報を目ざとく見ていれば、こういった「誤表示」の最新情報も手に入るが、これを狙っても徒労に終わることが多く、精神衛生的にも良くないはずだ。
また、誤表記の商品ばかりを狙っていると、最悪の場合アカウントを閉鎖される可能性まである模様。これに期待するのはやめておこう。
Amazonブランドがお買い得価格に
Amazonが強みを見せるのは、ファッションアイテムやパソコンの周辺機器だ。本当なら書籍やソフトなどもAmazonの得意分野なのだが、再販価格維持制度の影響もあり、基本的にタイムセール商品には選ばれない。
そんな中で、売る側が1番の“目玉”に据えているのが、Amazonブランドの製品である。電子書籍リーダーの「Kindle」シリーズや、スマートスピーカーの「Echo」シリーズは、セールの“目玉”として大胆に値下げされる傾向にある。
特に「Fire」シリーズは狙い目だ。定価でも7型が5980円、10型でも1万5980円という安さで販売されているが、これがさらに値引きされる可能性が高い。標準的なタブレットPCとは機能や使用感が異なるが、「できること」が明確であるぶん、割り切って使うのには向いている。
またスマートスピーカーの「Echo」シリーズは、家庭内での内線通話にも使えるため、居宅に複数置いてこそ真価を発揮するアイテムである。タイムセールというのは、こういった商品の「まとめ買い」に最適のタイミングだ。
Amazon以外の製品としては、Amazonを主な販路とする「Anker」製のモバイルバッテリーなどが、タイムセール対象に選ばれやすい。必要に感じるなら、この機会に購入するといいだろう。