26歳OLが合コン離れしたワケ「人間関係」と「コスパ」が最悪
「合コン」という言葉を聞いて、男女が楽しくお酒を飲む会というイメージを持つ人がいる一方で、縁遠い印象を持つ人もいます。
とりわけ若い世代の間には男女の草食化や、マッチングアプリでより効率的な出会いが可能になったこともあり、「合コン離れ」が顕著に。2018年12月、SMBCコンシューマーファイナンスが発表した調査(「20代の金銭感覚についての意識調査2018」)によれば、20代の47.1%が「合コン離れ」を自覚しています。
なかには合コンに対して「地獄」という感想を持つ人もいるようです。今回は、合コンに対してネガティブなイメージを持つアユカさん(仮名・26歳)に話を聞いてきました。
ドヤって参加している感じがどうもイヤ
某アパレルメーカーで働くアユカさん。広瀬アリスに似た華やかな顔立ちの女性です。そんなアユカさんですが、合コンについてバッサリ斬ります。
「会社の同僚に誘われて、合コンに行ったことが数回あります。でも、どれも地獄だったので、もう行かないと決めています。ていうか、合コンっていう言葉自体ニガテです。
自分から『男見つけに行くぞー』って宣言して、ドヤって参加している感じがどうもイヤというか。『合コン(笑)』っていう感じです」
「合コンは地獄」と語るアユカさんですが、参加した合コンはどのようなものだったのでしょうか。
人間関係が面倒くさすぎた
「合コンがイヤだと決定的に思ったのは、合コン後に女子だけで二次会に行った時ですね。主催者が職場の先輩女子だったので、断れませんでした。
男性陣に対する上から目線のダメ出しと、先輩の『いい男いないよね~』というグチと、昔の恋愛自慢を延々と聞かされました。『先輩はかわいいから大丈夫ですよ』とか持ち上げなくてはならなくて、心底疲れました」
楽しいはずのお酒の席も、アユカさんにとっては会社の飲み会の延長のようなものだったと言います。
「次の日、一緒に合コンに参加した同期が『〇〇くんと△△くんから、デートに誘われたんだけど、アユカは連絡きた?』と聞いてきました。『来てないよ』って言ったら、ランチに誘われて、彼女の恋愛テクニックを指南されました。合コンで自分を押し殺して、お酒を飲んだ挙句、先輩に気をつかい、同期にマウントされ……地獄です」
先輩と同期とのやりとりに疲れたアユカさんは、その後彼女たちと一定の距離をとっているそうです。