企業訪問した時、お茶を飲む正しいタイミングは?新人のマナー
応接室でカバンはどこに置くべき?
応接室で相手を待つ間は以下のことに注意して失礼のないようにします。
1. カバンは椅子の横か足下に置く。机の上には置かない。
2. コートは折り畳んでカバンの上に置く。コート掛けがあっても勝手に使わない。
3. 相手が来たらすぐに立ち上がれるように、椅子は引いておき、浅く座る。
4. 必要な書類や名刺などの準備をしておく。
面談中は予定時間内で用件が済むようにペース配分を考えます。メモを取りたいときには、「メモをとらせていただいてもよろしいですか」と伺うことをおすすめします。
このようにきちんと「コミュニケーションのとれる人」だということをわかってもらえます。また、パソコンやスマートフォンなどでメモをしたり、録音をしたい場合は、必ず、先方にひと言、伺いをたてます。そして、許可を得た場合のみ行います。
終了予定時間前でも相手が時計をチラチラ見たり、書類を片付けだしたら時間を気にしているサインです。すみやかに話を切り上げ、お時間をとっていただいている時間内に面談を終えるように。
面談終了後も謙虚な振る舞いを
面談終了後も建物から出るまでは気を抜かず、周囲を敬い、気くばりのできる、謙虚な立ち居振る舞いを意識しましょう。
経験豊富な社会人や役職が高い人は、細かい言動を見逃しません。それらは、内面の気持ちから表現されるものとご存知だからです。それゆえ、他社訪問のビジネスマナーは、日頃からの意識が大事です。
日々、360度の目配り、耳配り、気配りを抜かりなくおこない、感じのいい対応をすることで、あなた自身が良い評価を受けてください。
また、就職活動は相手となる企業の立場にたてば、一緒に仕事をする人を探している場です。面談に来た学生が感じよく気配りができる人であれば、事前にチェックされて希望する会社から内定をいただけるということも夢ではありません。
<TEXT/西出ひろ子>