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「歌わないカラオケ」って?JOYSOUNDの新たな試み

ビジネス

EXILE、三代目とのタイアップ企画も予定

カラオケ

※イメージです

 今後は様々な企業ともコラボレーションし、さらなる事業拡大に努めるといい、その先駆けとして、「『EXILE』や『三代目 J SOUL BROTHERS』、『E-girls』など人気アーティストが所属するLDH JAPAN様とのタイアップ企画を行う」と伊藤氏は語った。

「今年は6年に一度の総合エンターテインメントの祭典『LDH PERFECT YEAR 2020』が開催されるにあたり、年間を通じたタイアップを実施していきます。過去のライブ映像に加え、カラオケと連動したキャンペーンや、LDH所属アーティストのライブ・ビューイングを全国のカラオケルームで観られる企画を進めていきますので、今後の展開にご期待いただきたいです」

 20年前の音楽業界を顧みれば、CDやアルバムの売上は堅調で、ミリオンヒットを連発していたが、現代では音楽配信サービスの台頭やリスナーの嗜好性の多様化により、国民的ヒットが減少する一方、コト消費であるライブ市場の需要は高まっている。

 今回ライブ・ビューイングという新たな市場で、カラオケ業界と音楽業界のシナジーが生まれれば、再び活況を帯び、ヒット曲づくりに寄与できるのではないだろうか。

<取材・文・撮影/古田島大介>

1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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