仕事で「もうダメかも」と思ったときにやるべきこと
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「元COOから学んだ“徹底的にやる”マインド」です。
ぼくは少し前にCOO(最高執行責任者)経験者の方と一緒に働く機会があり、そこで多くのことを学びました。ぼくにとって一番大きな学びは「徹底的にやる」というマインドです。これは今すぐにでも日々の仕事に応用できる考え方なので、みなさんにも共有したいと思います。
元COOがやった「徹底的な行動」とは
彼はトップマネジメントとしての経験があり、さらに単なる「マネジメント」ではなく現場にゴリゴリ入っていって、どんどん改善を進めていけるスキルと覚悟がありました。
彼の仕事には、どんなときも「徹底」がありました。
彼がまずしたのは、「徹底的に学ぶ」ということでした。多くのミーティングに出て、メモをとり、ある意味、空気を読まずに発言し、それがどういう意味なのか、何が根源なのか、本質的にあるべき姿はどういうことなのか、それを逐一メモを取りながら発言し、その後、徹底的に確認をしていました。
各チームで何をしているのか、しらみつぶしに状況を確認し、可視化していくのです。もちろんぼくもその重要性は理解していましたが、どこかで「そこまではできないな」と半分あきらめてしまっていました。
彼の確認方法を見て、自分自身の甘さを思い知らされたのです。
ゴールからの逆算で「理想」を追い求める
さらに彼は、徹底的に理想を追い求めていました。「理想は何か?」と考え、積み上げではなくゴールからの逆算で考え、そこにボトルネックがあれば粉砕していく。
その覚悟がマネジメントとして必要であることを、ぼくも理解しました。
その後、彼は徹底的に問題を解決していました。
現時点の問題のすべてを、ガーッとリスト化していっていました。そして、それらを「重要度」と「大変さ」で整理していき、プライオリティ付けをしていく。それでやる順番が決まったら、解決するまでとにかくやり続ける。
どんなときでも彼は「徹底的」を志向していました。必ずしもスマートではないし、「そこまでやると貧乏くじを引くのでは」というときもありました。しかし、本当に短期間で結果を出すためには、彼のような「徹底的マインド」は非常に重要なのです。