恋愛よりも猫が好き。20代男子が「合コン離れした」それぞれの理由
「合コンはダサい」モテ男の価値観
大学卒業後そのままベンチャー企業を友達と共同で創業した和田和馬さん(仮名・25歳)。しっかりセットした髪に、ピアスの穴、ゆるめたネクタイの襟からキラッと見えるネックレス。一見して合コンでは女性からモテそうなタイプです。しかし、彼も「合コンは好きではない」と語ります。
「別にモテないわけではないけど、合コンは好きではありません。もちろん数回程度行ったことはありますが、プライド高そうな割に可愛い子いなかったし、全然面白くありませんでした」
少々厳しい表現ですが、たまたま可愛い子がいなかっただけかもしれません。
「可愛い子がいたとしても、ガツガツ口説きにいかないと、 LINEも交換できないで終わってしまう。そんなのモテない男っぽいし、必死な感じを出すのもダサい。てか合コンじゃなくても可愛い子と知り合えると思います」
ベンチャーIT会社でイケイケに見える彼ですが、合コンで口説くのは苦手。では一体どこで可愛い子と知り合っているのでしょうか。
若者人気の“ガツガツしない”バーとは?
「マッチングアプリで女性と出会うことが多いですが、最近はバーがお気に入りです。スイッチバー、パブリックスタンド系なら、男性なら入れ食い状態です」
いずれも、昨今人気の「出会い系バー」です。和田さんはその魅力を鼻息荒く語ります。
「合コンと違って、来ている女子たちはツンツンしていないし、出会い目的な人も多い。こちらがガツガツしなくてもとなりに行って自然と話をすれば2軒目、3軒目に行けます。
合コンだと2軒目に誘うのも、女子の横意識があって大変。でも、バーなら女性も1、2人だし、スタンディングでフットワークも軽くなる。自然と一緒に盛り上がって2軒目に行けます」
合コンでお持ち帰りを狙うのなら、イケメンであっても、戦略的に口説かざるを得ないでしょう。しかし、出会いを求めて男女が集まるバーであれば、それは必要ないようです。