近鉄の新型特急『ひのとり』、高級感あるプレミアム車両が目玉
トイレと洗面台
トイレは6両車の1・4・6号車、8両車の1・4・6・8号車に設置。このうち、前者4号車、後者6号車は多目的トイレだ。
オストメイト対応のほか、チェンジングボード(着替え台)、ベビーチェア、ベビーベッド、ハンドソープを設けた。また、すべての洋式トイレが温水洗浄便座で、便座除菌クリーナーも備わっている。
ほかの号車は男性用トイレ(多目的トイレの車両にも設置)、共用トイレ、女性用トイレ(スペックは共用トイレとほぼ同じ)を設けた。
洗面台は水、ハンドソープ、温風機能を一体化したほか、ロッカーも含め、おしぼりを備えている。
ベンチスペース:本革を採用
6両車の2・5号車、8両車の2・5・7号車にベンチスペースがあり、携帯電話の通話、気分転換の場などに使える。ベンチも本革を採用しており、くつろぎやすそうだ。
共通の設備:空気清浄機も搭載
旅客情報案内装置はLCD2画面方式で、4か国語表示される。乗り換え案内や、他社線も含めたリアルタイムの列車運行情報を提供するという。
このほか、各車両のデッキ、客室などに防犯カメラを設置、無料インターネット接続サービス(Wi-Fi)の提供、客室にパナソニックの空気清浄機「ナノイー」を搭載し、車内環境の充実を図っている。