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噂の「iPhone SE2」スペックを予測。値段は4万円台前半か?

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3万円台で手に入れるのは難しいかも

「小さなiPhone」でないとなると、iPhone SE2に要求される役割は「廉価なiPhone」ということになる。

 現在のiPhoneはすべて「高級機」となってしまっており、最新機種を求めれば価格は10万円の内外となる。「普及機」もしくは「廉価版」の役割を担うのは型落ちモデルで、iPhone 8の64GBモデルはApple Storeでも5万2800円で販売されているが、同クラスのAndroidスマホと比べるとそれでも高い。

 399ドルからという価格設定で市場に出されたのが、かつてのiPhone SEである。iPhone SE2もこの価格帯を狙ってくると考えられていて、日本では4万円台半ば、家電量販店での割引などを加味すれば4万円台前半という値付けになることが予想される。消費増税と円安のうらみもあって、3万円台で手に入れるのは難しいだろう。

「特定の商圏」でだけ売られる商品ではない

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 ところで今日では、中進国や発展途上国でもスマホ需要が増している。固定回線という段階をすっ飛ばし、携帯通信網での情報化社会を達成している国も少なくない。来たるべきiPhone SE2は「第三世界のマーケットを狙った商品」だという説がある。

 しかし市場のボーダレス化が進んだ現在、「特定の商圏」でだけ売られる商品というのは現実味がない。しかもアメリカに在するAppleにとって、第三世界はすべて「外国」である。

 たとえば2000年代に流行した「ネットブック」(3万円程度の安価なノートパソコン)は、発展途上国での普及を狙って開発されたが、結果的に先進国のユーザーが多く買い求めることになった。iPhone SE2も必然的に、日米を含む世界中で受け入れられるだろう。

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