酔っ払った元カノ25歳から届くウザLINE。男性は「うんざり」とポツリ…
さらに酔っ払ったLINEに彼女は…
「内容は前回と同じようにテンションの高いものでした。絶対に酔っ払っていると確信していたので、はじめは無視していたんですよ。でも、その後どんどん追加でLINEが送られてきて…。迷惑だって返信したんです」
もちろんこのLINEも覚えていなかったAさん。前回同様翌日に謝罪のLINEが来ますが、葉山さんはこれ以上同じことをされたら迷惑だと感じていました。しかし、その後も同じようなことが何度か続きます。
「数日に一回だったのが間隔も短くなってきて、更に時間も遅くなっていったので本当に迷惑だったんですよね。なので、『いい加減にしてほしい』と強めにLINEしたんです。でも、結局酔っているのでそれも響いていなかったみたいで」
最終的に葉山さんはAさんの休みの日を聞き、酔っていない時間に電話をしました。そこで、夜遅くのLINEや酔って内容のないLINEを送られてくるのは迷惑だと伝え、Aさんと久しぶりにきちんと話をしたのです。
LINEをきっかけに「新しい関係」
この電話のとき、Aさんはとても反省している様子で「別れてから寂しかったので、無意識にLINEをしてしまったのかもしれない」と打ち明けてくれました。そしてそれを聞いた葉山さんは、自分にも思い当たるフシがあることに気づいたのです。
「僕もAと別れてから寂しさを紛らわすために仕事を一生懸命していた部分があったので、彼女も同じだったんだなって。だから、彼女としてではなく友達としてもう一度向き合ってみようと思ったんです」
一度はAさんからのLINEにうんざりしていた葉山さんでしたが、これがきっかけでAさんと新しい関係を築くことができました。酔っぱらいLINEがこのような形になって終わるとは葉山さんも思っていなかったそう。
「あのとき面倒だからとブロックしなくてよかったなと思います。今では友達としていい関係になっているので、こういうきっかけをくれたAには感謝しています」
<TEXT/つる>