東出昌大の不倫降板「CM違約金の金額」はどう決まる?
東出昌大さん(31)と唐田えりかさん(22)の不倫のニュースが連日流れるなか、今後発生するであろう損害賠償についても注目が集まっています。
東出さんが出演していたCM4社はすべて打ち切られ、唐田さんもドラマの出演シーンをカットされるなど、多方面に影響が波及しています。また、一部メディアでは「数億円の違約金が発生する」との報道もありました。
今回はあまり知られていない芸能人のスポンサー契約や損害賠償金など、どのような内容になっているのか弁護士・公認会計士の資格を持つ後藤亜由夢さんにお話をうかがいました。
損害賠償金は企業に対して払うお金
――そもそも損害賠償金はどこに対して支払われるものなのですか? スポンサー契約をしている企業のほか、ドラマに出演しているテレビ局にも支払う必要があるのでしょうか?
後藤亜由夢(以下、後藤):東出さんや唐田さんが誰に対してどれくらい損害賠償金を払うのかは、それぞれが交わした契約によります。
通常だと所属事務所がスポンサーや広告代理店、テレビ局との間でCMやドラマの出演契約を締結するはずなので、今回の不倫報道での降板のようなケースについては、所属事務所がスポンサーなどに対しての損害賠償義務が発生するでしょう。
――損害賠償金は所属事務所が負担するのですか? それとも所属タレントが負担するのでしょうか?
後藤:上記のように、一時的に所属事務所が損害賠償金を支払いますが、賠償相当額をタレントに対して求償するのが一般的な流れです。そのため、最終的な損害賠償の負担はタレント本人になります。
12