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「通勤電車でガチナンパ」する男たち。女性たちが体験告白

学び

 都心に住むほとんどのサラリーマンが経験する通勤ラッシュ。「乗車率数100%超」という過密空間に、会社に着くまでの間、「ひたすら心を無にしている」なんて人がほとんどではないでしょうか。

通勤電車

※イメージです(以下同じ)

 そんな通勤電車ですが、ケンカや迷惑行為がよく問題になります。また、女性の頭を悩ませているのが卑劣なチカン行為。しかし、なかにはチカンではなく、電車内でナンパをされたことがある人もいるようで、体験者の女性3人に話を聞きました。

「手をつながれ」チカンと思いきや…

 化粧品メーカーに勤める小林悠子さん(仮名・27歳)は実家のある川崎市から、片道約1時間かけて都内の会社に通勤しています。「電車内ナンパ」をされたその日は、週末の飲み会の後で、かなり酔っ払っていましたといいます。

「帰りの電車で座って寝ていたのですが、ふと目が覚めたら隣の男性と手をつないでいたんです。その人も寝ているように見えたので、最初は私から間違えてつないでしまったのか、その人が寝ぼけて誰かと間違えたと思いました」

 傍から見たら、仲が良いカップルのようですが、当然ながら悠子さんの心境は穏やかではありません。

「気持ち悪かったのと気まずさもあって、わたしから男性の手をほどいて、隣の車両に席を移動したんです。終電にも近い時間帯で車両はガラガラだったので、すんなり座れました。しばらくは気を張っていたのですが、気づくと、またうたた寝してしまい(笑)。目が覚めたら、また同じ人が隣に座っていて手をつないでいたんです!」

純粋に手をつなぎたかっただけ?

カップル

 はっきりとしたチカンではなく、ただ手をつないでいるだけ。なんとも気味悪い行為です。

「その時は、あまりの恐怖に動けなくなって、その男性が何かしてこないか寝ているふりをして、見張っていたんです。でも、しばらくしたら、その男の人が、途中の駅で降りていったんです」

 彼は純粋に手をつなぎたかっただけだったのでしょうか……。

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