今年の初任給トップ「40万円」フィル・カンパニーってどんな会社なの?
フィル・カンパニーのウェブサイトを見ると「空中店舗フィル・パーク」事業とあります。
具体的には、「駐車場+空中店舗の駐車場経営で有効活用」「新しい土地活用による収益増を提案駐車場+建物という新しい土地活用方法を提案」とありますが、いったいどんな事業なのでしょう?
事業内容の「空中店舗」とは
「空中店舗」とは、地主がすでに駐車場として利用している土地の上部空間を活用し、テナントを誘致できるようにすることで、駐車以外の需要を創出、同じ土地でさらなる利益を生む仕組みです。
地主からすると、すでに持っている駐車場を活用してさらに収益を上げることができます。
また、テナントとは5~10年の定期借家契約になるらしく、アパートやマンションなどの賃貸運用に比べ、空室リスクが低くなるメリットもありそうです。
独自の事業内容で、業績は絶好調
肝心の業績はというと右肩上がりです。
2018年に発表された決算によると、2018年11月期の連結経常利益は約5億円を見通しています。前年の2017年11月期に比べると64.5%もの増益になり、実に4期連続で最高益を更新することになります。
今年4月には、2018年第1四半期決算(12~2月)を発表。
中間予想売上を14億3000万円に、当初の予想額13億円から10%上方修正、営業利益を期初の予想の4000万円から1億円に、2.5倍上方修正しています。
急成長中のフィル・カンパニーから今後も目が離せませんね。
<TEXT/船方翔馬>
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