西友の商品陳列が話題に…なぜ無造作なのか。広報に聞いてみた
れっきとした経営戦略のひとつだった
比較的新しい試みなのかと思いきや、実は以前から導入されていたという“バスケット陳列”。
公式サイトでは「SEIYUが安い理由、正直に話します」と、6つの取り組みを紹介するコーナーがありますが、ここでも「美しく並べるよりも、効率的に並べる」と記載されていました。つまり従業員の作業効率をアップし、コストの削減につなげるという、れっきとした経営戦略だったのです。
一見、ユニークな陳列にも、日常の買い物を少しでもお得にすることによって、より良い生活環境を提供したいという西友の企業姿勢(Save money. Live better.と唱っています)が強く打ち出されています。
“バスケット陳列”が話題になっているのは、世の消費者が今までより一層「名を捨てて実を取る」姿勢にシフトしている現れなのかもしれません。
<取材・文/奥村シンゴ>
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