文字修正の手間なく使えるEightは強い！

　名刺管理アプリへのデータ登録で以外と手間がかかるのは、カメラで読み取った文字が正しくされなかった場合の修正作業だ。大量にたまった名刺をデジタル化する場合などは、これが面倒で途中で挫折する可能性もある。

　オペレーターが修正作業を代行してくれる「Eight」は、手間の簡略化という点では最強のアプリといえる。

　一方で、他人に名刺の情報を見られることに抵抗を感じる人もいるだろう。その場合は、「Wantedly People」のような自動認識だけのアプリを選ぶ方法もある。また、さまざまな情報を一括で管理したいという場合は、メモやノートと名刺情報を同じアプリに集約できる「Evernote」が便利だろう。

　もらった名刺を紙のままため込んでいると、後から見返す機会も少なくなりがちだ。アプリを使って名刺管理をすることで、必要な人に必要なときにコンタクトを取りやすくなり、人脈を効果的に活用できる。

＜TEXT／酒井麻理子＞