たまった名刺をスマートに管理!3大「名刺管理アプリ」を比較した
2)ニュース表示機能も「Wantedly People」
最大10枚の名刺を同時に読み取り可能で、名刺内の文字は自動でテキスト化される「Wantedly People」。
正しく認識されなかった箇所は手動で修正する必要があるが、その代わりに登録した名刺が他人の目に触れることがないので、プライバシーの面では安心感が大きい。
「Wantedly People」のユニークな点は、アプリ内にニュースが表示されることだろう。登録している名刺の会社や業界に関する話題や、その日の最新のビジネスニュースといったトピックが表示される。
一度名刺交換をした相手と再度会う前に、相手の名刺の情報を確認するという人は多いだろう。そのときに、雑談のネタになりそうなニュースをあわせてチェックできるので、人と会って話をする機会の多い職種の人や、雑談が苦手という人には重宝する。
また、Eightと同様にユーザー同士がつながるSNS的な機能があり、相手の名刺の更新情報などを受け取ることも可能だ。
全機能を無料で利用できる点も大きなメリットだ。スマホの連絡先との連携や複数端末での利用、データのExcelへの書き出しといった機能がいずれも無料で利用できる。
3)ノートも名刺も管理できる「Evernote」
名刺専用のアプリではなく、ノートアプリの「Evernote」を使う方法もある。有料プランの「Evernote Premium」では、アプリ内のカメラで名刺を撮影することで、名刺の画像と自動認識でテキスト化された情報を保存可能。
各ページに表示されるアイコンをタップすれば、すぐに相手に電話をかけたりメールを送ったりでき、名刺の情報をスマホの連絡先に登録することも可能。無料プランでは利用できない点が残念だが、もともと有料プランを利用している人には利用価値の高い機能だ。