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29歳海外駐在員の悩みは兄夫婦「自宅をホテル代わりに…」非常識さにうんざり

暮らし

 海外で暮らす人にとって日本からの来客はうれしいもの。しかし、なかには厚かましいお願いをして困らせる人もいるようです。

空港で再会

※画像はイメージです(以下同じ)

 機械部品メーカーに勤める松島敦さん(仮名・29歳)は、2018年の春から駐在員として中国・上海に勤務。仕事も現地での生活も大きなトラブルはないといいますが、1つだけ困ったことがあるとか。

社交辞令を真に受け、1年に3回も遊びに来る兄一家

「兄夫婦のことなのですが、上海に来るたびにウチをホテル代わりにするんです。兄弟だから一度くらいは構わないですが、1年の間に3回。トータル15日にも滞在されました。いくらなんでも多すぎるし、図々しいにもほどがありますよ」

 三兄弟の次男である松島さん。7歳年上の兄は大学進学後、家を出てしまったこともあり、顔を合わせるのは盆や正月、冠婚葬祭のときくらい。決して仲が悪いわけではありませんでしたが、自身の就職後は数えるほどしか顔を合わせることがなかったといいます。

「赴任して最初のお盆休み、帰国して実家に顔出したら久々に兄夫婦に会ったんです。海外転勤については母から聞いたらしく、特にお義姉さん(兄嫁)からあれこれと質問攻めに遭っちゃって。ちょっとウザいなと思いましたが身内ですし、よかったら遊びに来てくださいって言っちゃったんです……」

兄家族の寝具を自腹で用意…

たかられる男性

 すると中国に戻ってすぐに「9月の連休に上海に行くのでよろしくお願いします」と兄嫁からメール。しかも、メールをやりとりをしていると、ホテルではなく松島さんが住むコンドミニアムに泊まるつもりでいたことに気づきます。

「慌てて兄に確認を取ると、『そういうことだからよろしく』って。会社が用意してくれたコンドミニアムは、リビングとベットルームの2部屋の単身者用で、3人家族の兄夫婦を泊めるのにはちょっと手狭でした。そのことも一応伝えたのですが、『気にしないから』と言われてしまって。布団は自分の分しかなかったので3人分の寝具を用意するハメになり、余計な出費もいいところですよ」

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