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名刺交換は片手でもOK?名刺で気をつけたい5つの点

学び

相手の名刺は机のどこに置くのが正解?

名刺 名刺交換

3. 名刺の受け取り方

 相手の名刺は、左手で持っている自分の名刺入れの上で受け取ります。

4. 受け取った名刺の取り扱い方

 自分の名刺を渡し終えたら、すぐに右手を受け取った相手の名刺に添えます。そして、両手に持ち、「頂戴いたします」と伝えます。その後、おでこの前でおしいただく動作をすると丁寧な印象になります。

5. 相手の社名、部署名、肩書き、お名前の確認

 いただいた名刺も自分の胸の高さでキープして一読します。改めてお名前や肩書きなどを確認します。

 面談中、相手の名刺は自分からみて左斜め前に置きます。このとき、いただいた名刺を自分の名刺入れの上に位置させます。相手が複数の場合は、役職が一番上の人の名刺を名刺入れの上に置き、座席順に並べて顔と名前を一致させましょう。

パンツのポケットに入れてもいい?

「名刺入れ」はスーツの内ポケット、もしくは鞄の中に入れておきます。パンツのポケットに入れている姿はNGです。相手の立場に立ってみましょう。お尻のポケットから出された名刺を気持ちよく受け取る気持ちになれるでしょうか。失礼な人だと思われないように気をつけましょう。

 また、名刺入れはスチール製よりも革製がオススメです。 仮に手をすべらせて落とした場合、大きな音をたてたり、床に傷をつける可能性のある金属系の素材は避けた方が無難だからです。

 形状は、内部に間仕切りのあるニ段タイプのもので、上段にいただいた相手の名刺を、下段には自分の名刺を入れるようにすると、名刺をくださった方への敬意も表せます。

 多くの情報が記された名刺は「相手の分身」です。紙一枚といえども敬意を払い、大切に丁寧に取り扱いましょう。そうすれば、おのずと周囲からあなたが大切に思われ、丁重に接してもらえるビジネスパーソンになれますよ。

<TEXT/西出ひろ子>

マナーコンサルタント・美道家。ヒロコマナーグループ代表。これまで企業研修やコンサルティングなどで10万人以上にマナー指導をおこない、お客様満足度NO.1タイトルを取得させるなどの人財育成分野での結果を成果を出す。マナー評論家としてテレビ番組などのメディアへの出演も多数。国内外で90冊以上の著書・書籍監修を手がけているマナー界のカリスマ

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