見知らぬ番号から不在着信があったらググる?ググらない?20代の多数派は…
折り返す必要性を確かめるため検索
次に多いのが「折り返すにしてもしつこい勧誘の電話だと嫌だから」(26歳・茨城県)「掛け直したほうがいいかどうか知りたいから。 検索でヒットしなければ掛け直さない」(29歳・奈良県)のように、折り返したほうが良いのか判断したいという回答。
すぐに折り返さないのは「勧誘」の他にも「迷惑電話ではないかを調べるため」(23歳・埼玉県)「詐欺や出会い系かもしれないので」(27歳・広島県)といった不信感を抱いているようです。
反対に「カード会社など変な時間にかかってくるから」(29歳・千葉県)「万が一、知っている企業からの大事な電話だとしたら後で困ると思うから」(27歳・埼玉県)という発想で、掛け直さないといけないかもと感じている人も。
電話番号を教える機会が少ない現代だからこそ、わざわざかかってきた電話は緊急度の高いものである可能性もあります。折り返す判断をするためにはっきりさせたいですね。
また、「調べると意外と連絡先が出てきて面白いから」(26歳・埼玉県)「誰から掛かってきたのか、気になるから」(27歳・東京都)といった、「不安」や「必要性」に迫られてというよりは「好奇心」から検索するという人も一定数いました。
検索しない派はただただ「面倒くさいから」
ここまで検索する派の理由を見てきましたが、少数派の検索しない派の理由は共通しています。
それは「面倒くさい」(28歳・京都府)から。理由を回答することも面倒くさいのか、「なんか」(28歳・愛媛県)「なし」(26歳・福島県)「な」(24歳・大阪府)などの、検索する派と比べて、圧倒的に短い回答が特徴的でした。
ですが、確かによくよく考えると、調べたとしても電話番号を知られている事実は変わらないのだから、そもそも検索する必要性はないような気もします。もしかすると、不安が検索で解消されるのは、SNSやブログなどを通じて相手のことを知った状態でコミュニケーションを取るのが当たり前になった現代だからこその現象なのかもしれませんね。
<TEXT/日和下駄>
【調査概要】
調査内容:見知らぬ番号からの不在着信に関するアンケート
調査期間:2019年11月19日
調査人数:全国の20~29歳の有職者男性100人(インターネット調査)