見知らぬ番号から不在着信があったらググる?ググらない?20代の多数派は…
「知らない番号からの電話はとりあえずググると話したら引かれた」というツイートに多くの人から反響があり、21万件もいいねがついています(※11月25日時点)。
「現代らしさ」を象徴しているとも言われるこのつぶやきですが、実際に若者はどのくらいの割合で電話番号を検索をするのでしょうか? 23歳から29歳の男性を対象に「見知らぬ番号からの不在着信」をテーマにアンケート行いました。
検索する派は8割以上という結果に
まずは、検索する派としない派の割合を見ていきましょう。
======
Q.見知らぬ電話番号から不在着信があった時、折り返す前にその番号を検索しますか?
検索する 81%
検索しない 19%
======
「検索する」を選択した人の割合が8割と、多数を占める結果となりました。
23歳から29歳といえば、物心のついた頃にはもうWindows95が普及し、1家に1台パソコンがある“デジタルネイティブ”。身近にインターネットが当たり前にある状況では、プライバシーの流出に敏感になるのも当然かもしれません。
回答者の在住地も都会や地方に偏っているわけではなく、現代の若者全般に言える行動であると言えるでしょう。
理由の多くは顔が見えないことへの不安から
では次に、検索する理由を見ていきましょう。ざっと全体を見ると、「不安」「怖い」といった言葉が目立ちます。
「どこからかかってきたのか不安だから」(27歳・福岡県)「相手が分からないと不安があるから」(23歳・奈良県)などの回答を見るに、相手が見えないことへの不安が大きいようです。
「見知らない番号から電話がかかってくるようなことは普段していないので、なぜ自分の番号を知っているのか不審に思うから」(25歳・東京都)と不安の中身を具体的に答えてくれた人もいました。
かつては電話帳などもあり、知らない人が番号を知っていることも一般的でしたが、現代は連絡手段を教えなければ基本的に電話がかかってくることはありません。
また、今では連絡手段もSNSが主流。「誰だろう?」「流出したのかな!?」と不安になるのは当然なのかもしれません。しかし、電話を持っているのに電話がかかってくると不安になってしまうというのは不思議な気もします。