彼女のLINEを見てしまった20代男子の末路。これって浮気?
恋人のLINEを見てもいいことはない、というのはよく言われていること。
たとえ恋人という近い関係にあっても、一番プライベートな部分に触れるのはご法度です。今回は、そんなご法度に触れて後悔した20代男子の体験談をご紹介します。
気になるきっかけは友人の話
石川俊之さん(仮名)は、旅行代理店に務める27歳。石川さんには、付き合って約1年になるバスガイドの彼女、Fさん(仮名・24歳)がおり、彼女との関係はとても順調でした。彼女とは週に1、2回のデートのほか、ほとんど毎日LINEをしているほどのラブラブっぷりで友人や職場の仲間にも茶化されるほどだったといいます。
「彼女とは合コンで話したときから馬が合うなと感じて、付き合ってからもやはりそれは変わりませんでした。近い職種にいたということもあり、仕事に対しての理解もお互いにしていましたし、付き合ってからの1年で喧嘩という喧嘩はほとんどありませんでしたね」
そんな石川さん、ある日学生時代からの友人であるJさん(仮名)と飲んでいたとき、彼からとある話を聞くのです。それは、Jさんが彼女のスマホを興味本位で開き、LINEを見て後悔したという話でした。
「Jは彼女と付き合って3年以上経つので、お互い隠し事なんかないだろうという気持ちでLINEを見たそうです。でも、そこには彼女が友達と自分の悪口を言っているものや、同僚と思われる男性と知らないところで遊びに行っていたことなどが読み取れるものなど、ショックな内容のLINEばかりだったようで…聞いていて途中から怖くなってしまいました」
突然届いた彼女からのLINEに違和感
Jさんからの話を聞いてからというもの、なんとなくFさんのLINEが気になっていた石川さん。ただ、頻繁に会ったりLINEをしたりしていてもFさんを怪しいと思う場面がなかったため、Jさんの話は忘れかけていました。しかし、ある日突然、彼女から何の脈絡もないLINEが届き、石川さんは違和感を覚えます。
「その日もいつもどおり彼女とLINEをしていたのですが、その前に送っていた内容と全く関係ないことが返ってきたんです。彼女もすぐに気づいて『友達とLINEをしていて間違えて送った』と言ってきたのですが、なんとなく引っかかってしまって」
友人と間違えてLINEを送ってしまったというFさんでしたが、その口調が普段石川さんに甘えているときのようなものだったため「友人に送った」ということに納得できませんでした。そしてそのLINEを見た石川さんは、先日彼女のスマホを見てしまった友人の話を思い出し、FさんのLINEを見てみたいと強く思うようになってしまうのです。