就職面接で聞かれる質問は「4パターンだけ」覚えればいい
質問パターン③:政治・経済に関する質問
これは「最近の日本の経済状況をどう思いますか?」や「最近気になるニュースを教えて下さい」などが当てはまります。この質問の特徴としては、金融や商社、コンサルタントなど、社会の動向をキャッチしなければ成り立たない業界の企業で聞かれることが多いです。
また、普段から情報収集に前のめりかどうかも一発でわかってしまう質問です。
対策としては、普段からニュースや本などをチェックするだけでななく、それらに対する自分の意見をもつように習慣付けることが重要です。
質問パターン④:発想系の質問
「最新のITサービスのアイデアを考えて下さい」「日本に電柱は何本ありますか」など、フェルミ推定(正確な値を得たり、実際に調査することが難しい数量を、わずかな情報をもとに短時間で定量的な概算をすること)を含んだ、一見、突拍子もない質問がここに該当します。
もちろん、回答にはそれなりの論理的思考のスキルが必要となるため、求職者を思考力でふるいにかけるのに最適な質問です。
そして何より、人によって答えられる人とそうでない人の差が大きく分かれます。対策として一番の近道は、「日常を消費者視点で過ごさないこと」です。
誰かが提供してくれる商品やサービスを、ただただ“いち消費者”として受け取って日々過ごすのではなく、「なぜこの商品は売れているんだろう?」「なぜこのサービスは皆に愛されるのだろう?」と普段から経営者側の視点に立って生活をすることで、自然とこのスキルがつくられていきます。
難関企業を目指す人には必須の力と言えるでしょう。面接は、あなたのこれからのキャリアを握る重要なポイントです。ぜひ、上記の情報をもとに準備をし、万全の対策を行ってください。あなたのキャリアがより良いものとなりますように。
<TEXT/吉田敬悟>
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