20代で1200万の外車を一括購入した男に聞く「効率よくお金を貯める技術」
月々の支出の大部分を占める、家賃・税金・通信費などの固定費。なかには、何にいくら払っているかわからないという人もいるのでは?
そこで今回は、以前の記事「普通の20代会社員が『1200万円のランボルギーニ』を一括購入できたワケ」で話を聞いた中村賢治さん(仮名・20代後半)に、2~3年で1200万円程の貯金をすることができた節約術について聞くべく、再登場してもらいました。
Twitter(@Lamborghini_TYO)やYouTubeチャンネル「ランボルギーニ 東京」で、車やお金に関する情報を発信している中村さん。
前回の「電子マネー・クレジットカード編」に続き、家賃や銀行口座、通信費や税金について見直す方法に迫ります。
ATM手数料、振込手数料がお得な銀行は?
お得な情報を絶えずチェックして無駄な支出を省いているという中村さんですが、資産を預ける銀行はどんな基準で選んでいるのでしょうか?
「僕はネットバンクを使っています。10代で初めて口座を作ったのもネットバンクでした。金利や手数料の条件によって複数のネットバンクを使い分けています。基本的にメガバンクと呼ばれる、よく名前の知られた大手銀行はおすすめしません」
メガバンクは安心感がありますし、給与の振込先として指定されることも多いと思いますが、なぜおすすめではないのでしょう。
「メガバンクは支店が多いので人件費をはじめ、莫大な運営費が掛かっています。その分、普通預金の利率が年0.001%程度と非常に低かったり、やたらと手数料が高く使い勝手が悪いんです。ネットバンクは実店舗がなく運営費が抑えられているので、高い金利を実現できているところが多いんです」
そんな中村さんがメインバンクにしているのは「住信SBIネット銀行」だそう。
「『住信SBIネット銀行』は金利は高くないのですが、預金額に関係なく、ATM利用手数料が月2回まで無料、他行への振込が月1回まで無料なので、お金をあまり持っていない人にもおすすめです。これはもっとも低いランクでの条件ですが、口座を作ると『ランク2』という格付けからスタートします。ランク2はATM利用が月5回無料、他行振込も月3回まで無料で、預金額が30万円以上あれば維持できる条件なので、普通のサラリーマンでも無理のないものでしょう。
他行の自分名義口座から、毎月決まった金額を手数料無料で自動的に引き落としてくれる機能もあるので、給与口座がメガバンクなどを指定されている人にも使いやすいと思います」