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BNK48キャプテンが語る、アイドルと映画の両立「大変だった」

暮らし

キャプテンとしての責任を果たすのが第一

チャープラン・アーリークン

――今回の映画の成功で、今後は女優業にも力を入れていくのでしょうか?

チャープラン:今後も芝居のオーディションやオファーがあれば、色々な役にチャレンジしたいと思っていますが、BNK48のキャプテンとしての責任を第一に果たす、というのが常に前提にあります。

――例えば、どんな役柄を演じてみたいですか?

チャープラン:自分とはかけ離れた役をやってみたいです。昨日AKB48の「出張会議」という番組に出演したんですが、そのときAKB48のメンバーがヤンキーの役を演じたと話していて、ぜひやってみたいなと思いました(笑)。あとは、とってもコミカルな役もいいですね!

インフルエンサーとして化学の楽しさを広めたい

――英語も非常に堪能なチャープランさんですが、英語力を生かして世界で活動する目標などはありますか?

チャープラン:せっかく化学を勉強したので、アイドルの知名度を活用して今後はインフルエンサーとしてタイの国内で化学を広める活動をしたいですが、やりたいことはたくさんあります!(笑)

 実は10月23日の上智大学で開かれる「国連プレ・デー・イベント」でアジア大平洋地域におけるSDGsへの若者のコミットメントをどう喚起し、浸透させていくかをテーマにしたトーク・セッションにゲストスピーカーとして参加させていただきます。

 それに来年は、アメリカのNASAの青年プログラムのイベントにも参加させていただく予定なんです。具体的には何も決めていませんが、いつかは何かの形で国際的な貢献をしたいと思っています。

<取材・文/此花わか 撮影/荒熊流星>

映画ライター。NYのファッション工科大学(FIT)を卒業後、シャネルや資生堂アメリカのマーケティング部勤務を経てライターに。ジェンダーやファッションから映画を読み解くのが好き。手がけた取材にジャスティン・ビーバー、ライアン・ゴズリング、ヒュー・ジャックマン、デイミアン・チャゼル監督、ギレルモ・デル・トロ監督、ガス・ヴァン・サント監督など多数Twitter:@sakuya_kono、Instagram:@wakakonohana

【公開情報】
ホームステイ ボクと僕の100日間』は新宿武蔵野館ほかにて順次公開
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『ホームステイ ボクと僕の100日間』あらすじ
 死亡宣告を受けたはずの少年“ボク”(ティーラドン・スパパンピンヨー)が、病院の遺体安置室で息を吹き返すと、そこにいた清掃人が時を止め、こう説明する。“当選”した“ボク”の魂は記憶を抹消され、自殺を図った高校生のミンとして転生し人生に再挑戦するチャンスを与えられたと。ただし、ミンの肉体にホームステイできるのは100日間。その間にミンの自殺の理由を突き止めなければ、“ボク”の魂は永遠に消えてしまう。

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