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BNK48キャプテンが語る、アイドルと映画の両立「大変だった」

暮らし

人生は自分の見方によって変わる

チャープラン・アーリークン

――そういったお芝居を通して自分の内面を見つめるといった経験は、BNK48の活動にどのような影響を及ぼしたのでしょう?

チャープラン:以前はアイドルとしてステージに上がるときには、とりあえず笑って元気に振る舞っていればよいと思っていたんですが、そうではなく、哀しさ、怒り、苦しみといった人間らしい感情をもっと人に出すべきだ、と気づいたんです。BNK48の歌には、悲しい歌もあれば嬉しい歌やセクシーな歌もあるので、歌に合わせてより深い表現ができるようになった気がします。

――相手役のミンを演じたティーラドンさんは本作を“人間の物語だ”と語っていますが、チャープランさんは本作のテーマをどのように捉えていますか?

チャープラン:この映画のメッセージは「人生は自分の見方によっていかようにも変わる」ということだと思います。ミンはもともと否定的でネガティブ。

 もちろん彼の境遇には同情しますが、“ボク”がミンの体に入り“ボク”の視点で人生を見ると、ミンとは違う景色が見える。人生とは自分自身、そして、他者との関係性が決めるものかもしれません。誰もが孤独に陥りやすいですが、周りの人たちのなかには必ず、自分のことを気にかけている人がいることを知ってほしい。

実は4年ぶりに制服を着ました

――高校生の制服は久しぶりに着たのでは?

チャープラン:撮影当時は大学3年生の21歳だったので、4年ぶりに制服を着ました! しかも、私が通っていた高校は選択制の制服でいつもパンツを着ていたので、こんな女子校生っぽい制服が着られて嬉しかったです。

 それに、今撮影中のドラマでは中学生の役も演じたので中学生の制服も着たんですよ! まだ着ていいのかな……ってびっくりしましたが(笑)。ほら、見てください(と、言ってスマホで中学生の姿を見せて)。

――わぁ、可愛い! ちなみに、その連続ドラマの出演のために、髪をショートに切ったのですか?

チャープラン:いえいえこれは、イメチェンのために映画撮影後に髪を切ったんです(笑)。

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