SNSの女性フォロワーに誘われ…25万円ダマし取られた新人会社員の災難
インターネットを通じて知り合った人と実際に会うことは、今ではそれほど珍しいものではありません。しかし、事前に相手がどういった意図で会おうとしているのか聞いておくのは重要です。
今回は、インターネットで知り合った女性と実際に会ったことで、散々なトラブルに巻き込まれたケースを紹介します。
女性から「気になっていました」のDMが
会社員のユウキさん(22歳・仮名)は、小さい頃から絵を描くことが大好きで、会社員となった今でも休日や仕事終わりに描き続けていました。
ある日、友人に「SNSに投稿したほうがいいよ、イラストの仕事が来るかもしれないし」と勧められ、Twitterアカウントを取得しました。すると、半年でフォロワーが1000人を超え、投稿するたびに「いいね」や「RT」をしてもらえるようになりました。
そんな折、ユウキさんのアカウントにDM(ダイレクトメッセージ)が届きます。それは、女性らしきアカウントからで「あなたの絵が大好きだから、仲良くしてほしい」というものでした。ユウキさんは丁寧に返事をして感謝を伝えました。
その女性はそれからも絵をアップするたびにDMで感想を伝え、さらには「LINEでやり取りをしたい」と迫ってくるようになりました。
「会いたい」と積極的なアプローチにときめく
「若干、怖い気持ちもあったのですが、日常のツイートなどもしてあり、多少の下心もあって交換してしまいました」
絵を褒めてくれることも嬉しくて、ユウキさんはLINEのアカウントを教えてしまったのです。
それから毎日のように、女性からLINEが届くようになったそうです。「女っ気のない生活を送っていたので、正直に言えば嬉しかったですよ」と、ユウキさんは語ります。
1日3、4回のやり取りを2週間ほど続けたある日、女性のほうから「会いたい」とのLINEが来ました。ユウキさんはその頃にはすっかり気を許し、意気揚々と会いにいったのです。