「変態」な部分は誰にでもある…玉城ティナが語る、演技と学生時代
理想の男性像は自分のなかに決め事がある
――ということは、悩みがあるときは自分で抱えるよりも、周りに助言をもらうほうが多いということですか?
玉城:自分で考えるのを放棄したら終わりなので、最初は自分自身で考えます。そのあとにいろんな人の意見を聞いて、自分が出した答えの確認をすることはありますね。そうやって話を聞きながら、自分の気持ちを知ることもあるので、言葉にするのは大事なことだと感じています。
――では、玉城さんが思う理想の男性像はありますか?
玉城:自分自身のなかに決め事を持っている人がいいなと思います。それは何でもいいんですけど、つまりは自分できちんと選択をできるかどうか、ということです。あとは、謎の自信がある人はいいなと思います(笑)。
これからもいろんなジャンルの作品に出たい
――それでは最後に、今後新たに挑戦していきたいことを教えてください。
玉城:私は仕事が好きなので、これからもいろんなジャンルの作品に出たいというのがまずあります。そのほかに興味があるのは、人の視点や価値観、記憶といったこと。いまは自分のなかにあるそういうものを残しておきたい願望があるので、本を作るとか、個展を開くとかでもいいので、それを見て人がどういう風に思うかということまでを含めて体感してみたいです。
とはいえ、先のことについては運やタイミングもあると思うので、まずはそのときのベストでいることと、自分のなかに余白を持つことを意識しています。これからも自分がやりたいことには積極的に向き合っていきたいですし、行きたいところにも絶対に行きたいし、欲しいものも絶対に手に入れたいので、欲に忠実に生きていきたいと思います!
<取材・文/志村昌美 撮影/市村円香 ヘアメイク/足立真利子 スタイリスト/松居瑠里>