新型iPhone 11シリーズが本日発売。買うほどの魅力はあるか?
最大の特徴はカメラの2機能
iPhone 11シリーズの最大の特徴は、カメラ機能の向上です。従来のiPhoneシリーズはカメラレンズが1つでしたが、11はデュアル、11 Pro/11 Pro MAXはトリプルレンズになりました。それに加えて以下の2点が強化されています。
・13mmの超広角カメラを追加
・暗所撮影を強化
11シリーズでは、従来の35mm判換算26mmの標準的な広角レンズ(F1.8)に加え、13mmの超広角レンズ(F2.4)が搭載されました。広角とは、同じ地点から撮影をしたときに、より横幅を広く撮影できることです。集合写真を取るときや、近くの景色を広範囲に撮影したいときなどの利便性が大きく向上したことになります。
また、暗所撮影も強化されています。これまでのiPhoneよりも、夜景などの暗い場所で撮った写真がより鮮明になりました。
結局、iPhone11は買いか?
紹介してきたとおり、新型iPhoneはパフォーマンスの向上や駆動時間の増加などの細かな改良に加えて、カメラ機能の大幅強化という特徴があります。
正直なところ、パフォーマンス面の改良については、あえて購入するほどの魅力ではありません。一方、カメラに強いこだわりを持っている人なら“買い”といえるでしょう。
また、iPhoneの買い替えを検討している人にとっては、特に不満のない新製品なので“買い”かもしれません。特にiPhone8シリーズを発売時に購入した人は、キャリアの割引キャンペーンが切れるタイミングを迎える可能性が高いので、買い替えを検討しても良いでしょう。
<TEXT/伊藤将史>
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