“超一流のビジネスマン”になるために必要な要素は3つだけ
要素その3:今やっていることに「執着」する
さて、これであなたは「ある程度の才能」と「努力 = 正しい方向性 × 努力量」を手に入れることができました。これで超一流になれるでしょうか?
残念ながら答えはNOです。「そこそこ食っていける」ぐらいにはなるでしょうが、あくまでもそこどまりです。そこどまりで満足であれば、もちろんそれもひとつの価値観ですが、ぼくはできればもっと先に行きたい。新しい世界を見たい。ぼくと同じ想いを持つあなたは、最後のハードルを越えなければいけません。
それは、「執着」です。「夢中」「好きになる」「情熱を注ぐ」とほぼ同義なのですが、あえて少しネガティブな響きもある「執着」という言葉を使わせてください。四六時中そのことについて考え、アウトプットとインプットを繰り返し、絶えず方向性の修正と努力量の投入をしなければ、世の中に数多いる天才たちを超えることは不可能です。
そのために、あなたは「そのことがめちゃくちゃ好き」「ここに関しては負けられない」「いつもそのことを考えてしまう」「できれば他の事に取り組みたいのになぜかそれをやってしまう」というような、プライドや好きや愛情や偏執がごっちゃになっている気持ちが必要なのです。それにぴったりくる言葉として、ぼくは「執着」がいいのではないかなと思います。
あなたは今やっていることに執着していますか? もし自信をもってYESといえるのならば、あなたは近いうちに超一流の称号を得ることになります。ぼくも負けないように、自分のトピックに執着し続けます。
<TEXT/Shin>
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