「セクハラ罪っていう罪はない」「殺人とか強制わいせつとは違う」

　世の中の“良識ある”大人たちからすれば、眉をひそめたくなるような言動を毎日のように連発している麻生太郎財務大臣。

麻生太郎氏　世界経済フォーラムにて photo by World Economic Forum CC BY 2.0　

　新聞やテレビなどのマスコミは、財務省の文書改ざん問題や、福田事務次官（当時）のセクハラ発言もあって、連日のように麻生氏の任命責任を追求している。

　しかしながら、そんな状況下においても若者世代では麻生氏をいまだに支持する声が多いという。

　事実、産経新聞社とFNNが合同で行った世論調査によれば、10～20代の71.7％が「辞任不要」とし、「辞任すべき」と答えたのは26.8％にとどまった。この比率は年齢が上がるほど接近し、60代以上では逆転。見事に世代間ギャップが生じているのだ。

【緊急アンケート】麻生財務大臣は辞任すべきか？

　今回、当サイトでは20代を対象に「福田財務次官（当時）のセクハラ疑惑で麻生太郎財務大臣は責任をとって辞任すべきかどうか」アンケート調査を行った。

　アンケート結果は、対象者を無作為に抽出したにもかかわらず、なんと「辞任肯定派」と「辞任否定派」が50：50だった！ はっきり半数ずつにわかれてしまった。

　とはいえ、周囲の若者世代の声を新聞やテレビなどの声と照らし合わせると、やはり麻生寄りのように見える。なぜ若い世代は麻生太郎氏を支持しているのか。