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実は失礼な英語表現?「~してください」の丁寧な伝え方

コラム

 英語で会議を行う時に、Welcomeのメッセージは一生懸命に練習をして見事に挨拶をすることができても、最後の挨拶でなかなか上手な挨拶ができないという人は多いようです。

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 また、会議出席者の一部の人は、継続して会議を行い、その他の人は早い時間に会議室から退出してよいという場合にはどうしたらいいでしょうか?

【第38回】英語で「退室してください」

 英語が得意とする人でも「Aグループのみなさん以外は、退出してください」というセリフを英語で表現するのに苦労しているのを目にすることは少なくありません。

 難しいのは「退出してください」や「退室してください」を失礼にならないように表現すること。例えばPlease leave the room.とか、Please get out of here.と言ってしまったら、「出ていけ!」と言っているのも同然で、非常に失礼になります。

 もちろん、英語がネイティブスピーカーではないことを理解してくれている相手であれば、それもご愛嬌となるかもしれませんが、仕事の大切な会議やクライアントに対してこのような発言は避けるべきです。

 PleaseをCould you pleaseにしても失礼であることに変わりはありません。Could you please leave the room?は「(何度も言っているけど)お願いだから部屋から出ていって」のニュアンスで使われることもあります。

暗に部屋を出てよいことを示す英語表現

会議

※画像はイメージです

 では、失礼にならないように表現するにはどうすれば良いでしょうか。答えはいくつかあります。

 例えば「This concludes the meeting for everyone except for those in Group A.(Aグループのみなさん以外は、これで会議は終了です)」のように、暗に部屋を出てよいことを示す方法。

「For those of you in Group A, please remember to come back to the room in 10 minutes.(Aグループのみなさんは、10分後に部屋に戻ってきてください)」のように、言っても良いですね。どちらにしろ、部屋に残る人に焦点を当てて、それ以外の人は部屋に戻ってきたり、残っていたりする必要がないことを示します。

 また、「Please feel free to leave the room at this time.(退室されて結構です)」のように、Feel free toの文章も便利です。

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