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「ウンナン南原さんのまさかの行動」コント職人・かが屋が明かす

暮らし

ウンナン南原の信じられない行動

かが屋

ラジオを通して「コンビのキャラクターがはっきりしていった気がする」

――昨年10月、ラジオ番組のパーソナリティに初挑戦。今年に入ってレギュラー番組もスタートしています。ラジオはトーク力が鍛えられると思いますが。

加賀:仲よくさせてもらってる先輩に空気階段さんがいるんですけど、毎週ラジオをやるなかで「コンビのキャラクターがはっきりしていった気がする」ってリスナーの声を聞いたことがあって。だから、そういう場にしたいって思いが強いですね。今、僕らは月1回のレギュラーですけど、週1回でやりたいくらいです。

賀屋:ほかの場面でもつながりが出て来そうだしね。僕はずっとラジオ好きで聴いてるんですよ、オールナイトニッポンとかJUNKとか。ヘビーリスナーとしては、そこの立場にいるっていうのがめちゃめちゃ嬉しいです。

――加賀さんは今年元旦の番組で、かつて一世を風靡した『笑う犬の冒険』内のコント集団“はっぱ隊”のメンバーとして出演。同じ事務所の先輩、南原清隆さんとの初共演はいかがでしたか?

加賀:本当に光栄というか、不思議な感じでした。これは失礼だと思ってあんまり言ってなかったんですけど、僕がはっぱ隊の踊りを練習してるときに足のスジを痛めてしまったことがあって。それを見た南原さんが「腰かけな」って言ってくれて、僕の足をマッサージしてくれたんです。

「いや、僕の足なんか大丈夫です!」ってお断りしようとしたんですけど、「いや、こういうの得意だから」ってずっとやってくれて。それで本当に足が軽くなって、「やった、やった」って(笑)。信じられない思い出ですね。

「お笑い第七世代」は、ライバルというより“仲間”

かが屋

ネタが面白いコンビの筆頭として頑張れたら

――現在、2人を含む「お笑い第七世代」と呼ばれる芸人さんたちが活躍しています。この状況をどう思われますか?

加賀:本当にありがたいです! 霜降り明星のせいやさんが、ラジオ番組で「お笑い第七世代」に僕らの名前も挙げてくださって。その枠に入ることで、僕らのことを知ってくれた人も多いでしょうし。僕らはせいやさんに頭が上がらないですよ。

賀屋:(加賀を見て、深くうなずきながら)それでテレビの初ゴールデン、しかも生放送に出させてもらったこともあるし。本当に感謝しかないですね。

――「お笑い第七世代」には、昨年のキングオブコントで優勝したハナコさんがいますが、意識したりしますか?

加賀:いやいや、最高の先輩です! いろんなところで僕らのネタが面白いって言ってくださって、その影響で「かが屋」って名前も広まりましたからね。ただ、ハナコさんはどんどん先に進んでいるので、僕らも追いつきたいって気持ちはあります。

賀屋:ハナコさん含め、「お笑い第七世代」って呼ばれてる芸人さんたちはみんないい人。だから、ライバルってよりも“仲間”みたいな意識が強いですね。EXITさんはバラエティ、霜降りさんは冠番組、ハナコさんもネタとバラエティでのし上がろうとしてる。そこに僕らも、ネタが面白いコンビの筆頭として頑張れたらと思います。

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