こんにちは、bizSPA!ガジェット班の尾身宗一郎です。今回はiPhoneで設定できる「2ファクタ認証」（2段階認証）を紹介します。

iPhoneで2段階認証設定ができるって知ってた？（撮影／筆者）

　この2ファクタ認証。先日、不正アクセスが判明したセブン-イレブンのスマホ決済サービス「7pay」では導入されておらず、セキュリティ対策に疑問の目が向けられました。

　一方で、セキュリティ機能が高いiPhoneでは、しっかりと2段階認証設定ができるのをご存知でしょうか？ なお、この機能はiOS 9以降で使うことができます。

iPhoneの「2ファクタ認証」って？

　2ファクタ認証とは、新しいデバイスやブラウザで Apple ID を使い、アプリやサイトにサインインするとき、パスワードの他に信頼できるデバイス（iPhone、iPad、Macなど）に表示されるコードが必要になる認証方法です。

　銀行系管理画面サイトやECサイトでクレジットカード登録をするときによく出てくる、「指定されたデバイスに送信された○○桁の数字を入力してください」といった認証方法と聞けば、想像がつくかもしれません。

　2ファクタ認証をすることで仮に第三者があなたのApple IDのパスワードをハッキングしたとしても、別のデバイスに表示されるコードを入力しない限りは情報を取れないようにすることができます。

　iPhoneではさまざま情報がApple IDに紐づいているため、しっかりと2ファクタ認証を設定しておくことをおすすめします。