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食通の村上龍も魅了した絶品料理とは?スタッフも「これ以上食べさせるな」

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村上龍が惚れ込んだオニオンスープとは?

 一流ホテルのホテルマンだった三宅さんの舌を魅了した窪田さんですが、40年前に糖尿病を発症してからは糖質を制限する食事療法をおこなっているそうです。

 その経験を生かし、「グリル満天星」でも、ロカボと呼ばれる糖質を制限したメニューを提供しています。ハンバーグのつなぎにおからを使ったり、オムライスの白米を低糖質米に変えたりすることで、通常メニューの3分の1程度の糖質量に抑えているそうです。

 そんな窪田さんの健康の秘訣は、自家製の玉ねぎスープを飲むことで、病気を発症して以来、毎日飲み続けています。スープ一杯で、玉ねぎを1個食べているのと同じ効果があるそう。

 番組のナビゲーターを勤めている村上龍はそれに注目。「どこかと組んで作ってくださいよ」と2人に頼むと、「今はその気はないですね」と、けんもほろろに断られてしまいました。

 ただ、この玉ねぎスープは簡単な調理で作ることができます。具材は玉ねぎ、刻み昆布、ショウガ。調味料は、めんつゆ、酢、胡椒です。最初に玉ねぎの皮を煮出して出汁を作ります。玉ねぎの皮を濾して取り除き、小さく切った具材を柔らかくなるまで弱火で30分ほど煮るだけというもの。味付けにコンソメや、醤油を入れても良いそうです。

 玉ねぎは、血圧や血糖値の数値の改善が期待できる健康に良いとされている食材です。食通の村上龍も興味を示した料理長考案の健康レシピ、試してみては?

多くの人が健康を意識して食材を購入

食材 シェフ

 料理写真共有アプリ「SnapDish (スナップディッシュ) 」を運営するヴァズ株式会社によると、料理高感度層の約9割が、健康を意識して食材を購入していることが分かっています。買い物の意思決定にまで「健康かどうか」を評価軸にしていることが伺える結果と言えるでしょう。

 また、健康を意識した食事で気を付けている点は、「全体の栄養バランス」(63.6%)、塩分(57.3%)、糖質(49.7%)となっており、塩分や糖質が気になっている人が少なくないということが分かっています。

 その一方で、健康的な料理を作る際の悩みとして、「レパートリーが少ないことによるマンネリ化」(23.4%)、次いで「時間・手間・お金がかかる」(21.3%)が挙げられています。たしかに、塩分や糖質を控えると、どうしても質素で味が薄めになってしまいがち。また、料理は日々のルーティンですから、手間や金銭的な問題も頭を悩ませる問題です。

 この辺りをズバッと解決してくれる妙案が生まれたら、ビジネスチャンスになるのかもしれません。

「グリル満天星」の味を確かめたいという人が多数

「玉ねぎスープ、今度の休みに作ってみようと思う」
「村上龍さんの食べる手が止まらなかったハヤシライス、食べてみたくてウズウズしてる」

 番組の冒頭で、「グリル満天星」のハヤシライスを試食した村上龍さんでしたが、あまりの美味しさにスタッフから「これ以上食べさせるな」とストップが出ても食べる手を止めなかったそうです。アシスタントの小池栄子さんに「そろそろ…」とたしなめられてやっと手が止まったという微笑ましい一幕がありました。

 食通の作家として知られる村上龍さんさえも、これほど魅了してしまう「グリル満天星」の料理とは一体どのような味なのか、ネットには気になったという投稿も多く寄せられました。ぜひ、一度その味を確かめてみたいものです。

<TEXT/湯浅肇>

写真をメインに数多くの時事ネタやマルチメディア関連の記事も執筆。常に斬新な切り口で情報発信を目指すアラサー男子

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